今週のギャラリーショップコラージュでは、『小粥展』を開催しています。

絵描きであり放浪家である「小粥」による個展です。

————————
【小粥／こかゆ】
・85年生まれ、宮崎県出身。B型。
・京都の大学へ進学し、彫塑（石膏）を専攻。
・卒業後や外資系コーヒー会社に就職。26才で退職し、飲食店経営を経て放浪し始める。
・現在の肩書きは絵描き、放浪家、占い師。
・趣味は登山、一人旅。
————————

音信不通の元カレを探しにインドへ行ったのがきっかけで、アジアの様々な国をまわるようになったという小粥さん。ネパールを旅している最中、チベット仏教の仏画「タンカ」に出会い、その世界観に魅了されてからは、毎年ネパールへ赴き仏画を学んでいるそうです。

「タンカ」は通常顔料を使って描かれるのですが、顔料の使用を許されるのは師匠のみで、小粥さんは全てポスターカラーで描いていたとのこと。また背景の色を塗るときに細かい点描を重ねて描かなければいけない等、描き方一つとっても厳しい教えがあるそうです。

今回はそのネパールで実際に描いた仏画やネパールで出会った人に依頼されて描いた油絵、旅の途中でしるした絵日記など旅にまつわる作品を展示しています。