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2021.12.07
展覧会アーカイブ, 同時代ギャラリー展示
「上岡真志展」
「上岡真志展」
2021.12.7 (tue)-12.12 (sun)
12:00-19:00(最終日は17:00まで)
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今週の同時代ギャラリーでは、上岡真志さんの個展を開催しています。
2020年には、先々週個展を開催された小林一彦さんと二人展を開催しておられました。
その時は「白」を基調とした作品を展示でしたが、今回は「黒」か「黒っぽい色」をベースにした作品を展開しています。
下地や絵具を何層も重ねてできあがる独特なテクスチャーの作品は、暗い色と相まってより目をひいています。
今回上岡さんが着目したのは「感光物質」。感光とは、物質が光をうけて、化学的変化をおこすこと。光線に感応して変化すること。
何層にも塗り重ねたパネルに感光物質を塗り、光を当てることによって現れる物質の姿。それによって出来上がる絵画の姿。
木のようにも見えるし、鉄にも見える、見え方は人それぞれです。
上岡さんは毎日在廊しておられますので、ぜひ製作方法について伺ってみてはいかがでしょうか。
また今週、B1Fアンデパンダンの個室でも展示しております。
ランチやディナーを楽しみながらご覧いただけましたら幸いです。
どうぞご高覧ください。
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〈上岡真志/Shinji Kamioka〉
1993 京都市美術選抜展
1994-1996 京展 京展賞
1998 現代日本美術展
2001 京都府美術工芸新鋭選抜展
2004 損保ジャパン展、文化庁現代美術選抜展
2004 文化庁新進芸術家海外研修(イタリア、ドイツ)
2004 Mostra collettiva (Graffio gallery・ボローニャ)
2012 Best Selection展(東京都美術館)
2020 上岡真志展(ギャラリーヒルゲート)
上岡真志×小林一彦展(同時代ギャラリー)
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ギャラリー正面。
大きな作品は一瞬鉄が錆びているような作品に見えるけれど、実は塗り重ねている。
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パネルの上に和紙をはり、その上から何層も塗り重ねる。
今回は「光」の表し方に着目し、感光物質を取り入れた。
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「カメラマンの人は特に、技法に共感したり、製作の過程で面白がる方が多い」
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今回はB1Fアンデパンダンでも展示。
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12/19までの展示。
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DMを拝見した時から、どういう作品を作る人なんだろう、とわくわくしていました。
「感光物質」という普段はカメラの現像に使う液体を、絵画に使うことによって、非常に味わい深いテイストの作品が出来上がっていました。