栄養バランスの乱れは細胞の代謝や血流にも悪影響を及ぼすことがあります。こうして引き起こされる血行不良が肩こりの遠因にもなっています。
肩こりの解消には、ストレッチと並行して食生活の見直しも大切だと言えます。
ビタミン
肩こりに効果のある栄養素はビタミン。特に「ビタミンE」「ビタミンB群」
【ビタミンE】
ビタミンEは、血行を良くする働きがありますので、不足すると肩こりや頭痛や腰痛、生理痛、冷えの原因となります。
アーモンドなどのナッツ類、うなぎ、アボガド、植物油などに多く含まれています。
【ビタミンB】
ビタミンB群の中でもビタミンB1は疲労を回復し、代謝を助ける働きがあります。豚肉やウナギ、豆、玄米、チーズ、牛乳、緑黄色野菜などに多く含まれています。
また、ビタミンB12は赤血球を作り出す造血ビタミンと言いわれています。ビタミンB12が不足すると、末梢神経の修復作用が低下するので、肩こりの原因になります。
ビタミンB12は動物性の食品に含まれています。
魚類、貝類、レバーなどの肉類、卵、牛乳などには多く含まれています。
クエン酸
肩こりとは、疲労が肩の筋肉に蓄積された状態のことです。
そのため、筋肉疲労を回復させる「クエン酸」は肩こりの解消にも役立ちます。
レモンやグレープフルーツ、梅干しなどに多く含まれています。
クエン酸は加熱しても壊れないため、料理の中にクエン酸の含まれた食材を利用すれば無理なく摂取することができます。
ショウガ(生姜)
肩こりの解消には血行を良くすることが大切です。ショウガは新陳代謝を活発にし、血液循環をよくしてくれます。生のショウガは、主成分であるジンゲロールを余すことなく摂取でき、カラダを芯から温めてくれます。
肩こりがひどくなる冬場には、特にオススメの食材です。
ハイパーナイフ
冬は血行も悪くなり、疲労が蓄積されやすい(=肩こりが悪化しやすい)季節です。
ハイパーナイフと栄養を意識した食生活で疲労を回復させ、健康なカラダづくりをしていきましょう。