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強く・優しく・かっこよく!!
歯科医療人としての使命
はじめまして。TC マスターカレッジ代表の鈴木誓子です。
みなさんもご存知の通り、現在⻭科医院は飽和状態の中にあります。
昔のように待合室に患者があふれ、治療時間10分ほどで流れ作業のように治療をする⻭科医院は今では見かけなくなりました。
ホテルのような内装、きれいな音楽に心地の良いアロマの香り、さらにスタッフさんの接遇マナーもきちんと教育され、⻭科医院はサービス業になりつつあります。これは素晴らしいことです。
しかし、経営やサービスにばかり力を入れ、本来最も大切であるべき歯科医療人としての意識教育が不十分な医院が多いことを非常に残念に思います。歯科助手さんのような国家資格者でない方も白衣をまとえば医療人としての誇りと責任を持たなければなりません。
疾患を抱えた患者を救う
本来の私たちの使命はここにあるはずです。
神聖な医療人としての精神を持ち、今、目の前の一人の患者を救うことに全力であること。これを絶対に忘れてはなりません。
私は長年TCという仕事を通じて、この信念のもとに治療をされている歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の仕事をサポートしてきました。私が見てきた技術者の方々は休日も返上して勉強会や講習会に参加し、患者さんのために自らの腕を磨くべく日々精進されている方々ばかりです。
しかし、その努力は「保険制度」という壁にはばまれてしまっているのです。歯科はあまりにも保険制度が適応される治療の幅が少なすぎる!
そのような背景から、技術者と患者の架け橋となってサポートするTCという専門職が必要とされてきているのだということを日々痛感しています。
欧米に比べて日本の予防率が低い原因は何か?
この答えは多くの方が保険制度であるとおっしゃるでしょう。そしてその事実は拭えないのも確かです。
しかし、欧米と比較してTCの人数に大きな格差があることにも原因があるのではないでしょうか。欧米ではTCは定着した職業であり、TCが行うカウンセリング業務はなくてはならないものとなっています。
この事実から、日本では十分な説明を受けることなく治療に入る患者さんが非常に多く、そのことが予防率の低下を招いているのではないかと考えています。不足しているのは正しい情報提供なのです。
だからといって、こういう治療を施せばこういう結果になると、ただ合理的に説明を行えば患者さんがそれに従うかというとそうではないのです。歯科医師やスタッフがきちんと通院しなければ治らないと何度伝えても治療を中断する患者もいるし、ホームケアの指導をきちんとしてもなかなか従ってくれない患者もいます。
ではどのようにすれば患者の行動変容を起こすことができるのか。
これは我々歯科医療人が直面する最大の問題点ではないでしょうか。
その答えがこのマスカレにあるのです!!
当スクールではTCに必要な臨床知識から学び、⻭科医師の診断を理解する力をつけ、「伝える」から「伝わる」カウンセリングを理論的に学べるカリキュラムをご用意しております。
コミュニケーション力はもちろんのこと、心理学をベースとしたクロージングテクニックまで即戦力になるために必要な知識と技術を余すことなく教育いたします。
また、教育に携わる講師は全てカウンセリング実績も高く、現場経験豊富な講師です。皆さまの医院で起こりがちな数々の問題をクリアしてきた現役TCのスタッフが、受講生1人1人を丁寧にサポートいたします。
ほかのTCセミナーとなにが違う?
ただのコミュニケーションセミナーではなく、臨床現場を学ぶことを中心とした内容です。
患者さんの痛みがどこにあり、それは何が原因でどのようにしたら助けることができるのか。また、それをどのように伝えれば伝わるのか。
そこまで学んでもらうから価値があるのです。
表面だけの薄っぺらなものではないので少人数制、マンツーマン型スクールにこだわっております。